支出を減らすために、家計簿を作り、食費がいくら、スマホ代がいくら、今月はこれくらいかなど、毎日家計簿見るの大変ではありませんか?もっと簡単に楽に支出を減らしてお金を貯める方法ってないんでしょうか?
家計簿を元々取っていない人からすると、家計簿作るのはものすごい面倒だと思います。コツコツやらないといけないし、自動入力システムがあっても、手入力のものもあるし…。実は、家計簿を作らなくても、節約を意識しなくてもお金は貯められます。そして、貯めたお金を積立NISAなどの投資に回すこともできます。これは、1人暮らしであっても、夫婦共働きであっても、1馬力でも、ちょっとした工夫をするだけで誰でも関係なく楽しく生活を送りながらお金を貯めることが可能です。
こんな方におすすめ
- 家計簿つけるのが面倒
- 節約を意識せずに生活したい
- 支出を減らして投資に回したい
貯めるお金を除いた残りで生活する
お金を貯めるとき、収入から支出を引いて余ったお金を貯めていませんか?これは、確実にお金を貯める方法としては不向きです。確実にお金を貯める方法は、収入から先にお金を貯める金額を除いた後で生活していくことが必要です。お金があるから使いたくなってしまうので、別の預金口座に移すなどをして、使えるお金自体をコントロールしましょう。まずはそこから始め、その後支出をコントロールして行きます。そこで余ったお金があれば、それもさらに貯めて行きましょう。
まずは固定費削減!とはいえ、水道光熱費は無理でしょ
家計の見直しというと、大きく固定費、変動費に分けられます。固定費は、住宅ローンや家賃、共益費、水道光熱費、自動車などです。
家計の見直しの最優先事項は固定費ですが、固定費を削減を意識するあまりに、エアコン我慢してませんか?お風呂の追い焚きやめてませんか?確かに、エアコンを使わないことで電気代が節約できますが、自分のパフォーマンス下げていませんか?夏なら冷やしすぎ、冬なら暖めすぎはよくありませんが快適な環境を整えるためには、水道光熱費は削ってはいけない部分です。
では固定費のどこを削減すると良いでしょうか?最も効果的な項目は住宅費です。
住宅費の削減が効果的な理由
住宅費は固定費の中で最も多く占める部分となります。1番支出する比率の大きなものを減らすことができれば、その効果は大きいでしょう。また、住宅費については、一度見直すことでその後も継続して節約効果が受けられるという特徴があります。食費や、旅行の節約は、日々の生活の中で、使う・使わないを取捨選択するため、節約効果にばらつきが出てしまいます。そのため、住宅費を見直すことができれば、今後の節約効果が継続的に期待できます。
既に住宅ローンを組んでいる場合は「借り換え」が効果大
住宅ローンを既に組んでいる場合には、「借り換え」という方法があります。現在の金利と住宅ローン残高によっては、100万円単位での節約効果が受けられる場合があります。人によっては450万円の節約をすることができた例もあります。なぜ、これほどの大きな金額を削減できるのでしょうか?
それは、何千万という金額の大きさです。日頃、金利は変動しているため、借りているタイミングによっては、今の金利の方が総支払額が安くなる場合があるためです。住宅ローンは「金利0.1%」の違いでも総返済額には大きく差が出てきます。
これから住宅ローンを組む場合は「金額」がこれからを左右する
住宅ローンを組む際には、これなら返済できそうな金額といったようにギリギリで組んでしまうと固定費の比率を上げてしまいます。せっかくのマイホームであっても全部の希望を叶えられるものは難しく、どこかは妥協する必要が出てきます。住宅ローンは一度組んでしまうと、今後の見直しとなると、見直しづらくなってしまいます。
住宅ローンを組んだ後、教育費や老後資金も必要になってきますが、その資金は大丈夫ですか?住宅ローンを返済しながら教育費は払っていけそうですか?あなたのライフプランを考慮した上で、家計に無理のない程度で組むことで、その後のライフプランの変更や子どもの教育費等にも対応できます。
賃貸は新築じゃなくても満足して暮らせる
賃貸の場合においては、築年数にこだわりすぎていませんか?新築であればそれ相応に家賃は上がってしまいます。確かに内見すると新築になればなるほど綺麗に見えるでしょう。しかし、ある程度の築年数が経っていても、住んでみれば何ら変わることなく生活することができます。なお、賃貸の更新においては、契約の更新で値上げの通知が来ると思いますが、現状の賃料を希望することで概ね同じ金額で更新することができます。
次に変動費、安いからといって何かを犠牲にしていませんか
変動費は、食費や日用品、レジャー、衣料品などがあります。卵は隣のスーパーが安いから卵だけを隣のスーパーまで買いに行く、確かに食費は抑えられるかもしれませんが、それ以外に時間と労力を消費してしまっています。
外食は行かないのではなく、行く回数を減らす
節約するために自炊することは大切ですが、外食に行かないというのは外食の楽しみがなくもったいないです。スタバ、毎日飲みたいですよね。しかし、日をあけてフラペチーノ飲むのと、毎日フラペチーノ飲むのでは幸福度って変わってきませんか?宅配ピザでも同じではないでしょうか?たまに頼むから楽しいと感じるのではないでしょうか。外食の回数が多いことで楽しみを減少させていませんか?これは外食に限ったことではなく、旅行も同じように当てはまります。全く行かないというのは楽しみがなくなり生活の質を低下させてしまいます。回数を減らすことで家計とのバランスが取ることができます。
変動費は興味の低い分野の支出を抑える
アパレルに興味ある方にとって、服の節約をするということは生活の質を低下させてしまいます。このように生活において優先順位の高いものを無理やり減らしてしまうと、せっかく楽しみがなくなってしまいます。そうならないためにも、変動費について順位づけを行い、優先順位の低いものを積極的に抑えていくと、効果的に支出を減らすことができます。例えば、アパレルに興味がない方であれば、服はユニクロやGUで終わりにしてしまえば衣料品についてかなり抑えることができます。
まとめ:メリハリをつけると簡単に節約できる
お金を使うときは使う、使わないときは使わない。電気代がいくらで、自動車がいくらで、食費は、今月は病院行ったから、などと細かく考えなくても、このようにメリハリをつけることができれば、家計簿をつけることなく支出を抑えることができます。限られた収入だからこそ、使うべきところ、そうでないところを分けることで無駄な支出を減らすことができます。