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米国株を積立てる7つの理由

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米国株を積立てる7つの理由

米国株を積立てる7つの理由

 

この記事で解決できること

 

なぜ米国株に投資をするのか

なぜS&P500なのか

みんなはどこに投資をしているのか

 

なぜ米国株が人気で多くの人が投資しているのでしょうか。私も米国株に投資をしています。私は、元々は日本株から始めましたが、米国株を始めたことで現在の投資先のほとんどは米国株になっています。はじめは、米国株と聞くと難しいイメージかもしれませんが、やってみると意外と簡単です。ここでは、私が米国株に投資する理由、なぜS&P500なのか、その理由についてご紹介します。

 

なぜ米国株なのか

投資先は、米国だけでなく、日本や、ヨーロッパ、中国、インドと様々な国があります。多くの国の中でなぜ米国なのか。その理由はいくつもあります。まずは、その理由についてご紹介します。

リターンが期待できるから

米国に投資をすることは、高いリターンが期待できます。以下の図は米国を代表とする指数S&P500と日経平均との比較です。S&P500というのは、日本でいう日経平均のようなもので、米国経済の体温計といったところです。

 

「yahoo! finance」 より引用

このS&P500と日経平均を比べてみると、米国の強さがわかります。なぜ、これまで差が出ているのか?米国と日本とでは様々な違いがあります。米国は人口増加の傾向にありますが、日本は減少傾向にあることや、米国は法整備が整っています。米国は株主重視の文化があるなど、株価を上昇させやすい環境にあるのも要因です。

 

世界の市場で1番大きいのが米国だから

現在、世界のトップの国と言えば、米国です。株式市場の時価総額を見てみると米国の市場の大きさがわかります。

「ブルームバーグ」より引用し作成(2021年7月時点)

世界に占める割合が大きいとどうなるのでしょうか。米国で起きることは世界にインパクトを与えます。例えばリーマンショックです。米国の企業が倒産したことから始まり世界に広がりました。このように、米国は世界にも影響を与えるほど大きな影響力を持ちます。過去に、米国がくしゃみをすると日本は風邪をひくと言われたこともあるくらいです。米国の大統領選挙が日本でも大きく報道されているのを目にしたこともあるかと思います。米国のトップを決めるということは、世界のトップを決めるようなものです。日本にも大きな影響があるからこそ日本でも大きく騒がれるテーマとなります。私はそんな世界を引っ張っていく米国に投資をしています。

 

株主重視の企業体制だから

企業は誰のものか?と聞かれたとき、「株主」という文化があるのが米国です。日本ではまだまだ「社長」や、「社員」といったように株主重視がまだまだ進んでいない状態です。米国企業は配当金や自社株買いを行い、積極的に株主還元を行っています。米国企業のトップは利益を生み出せなければ簡単に「社長」を交代されてしまいます。米国企業が高い収益を生み出せるのは、こういった厳しい環境の中で経営しているからこそです。

 

今後の米国の成長に期待しているから

私は今後も米国は成長していくと考えています。米国は先進国の中でも数少ない人口増加の国です。人口増加は経済成長に欠かせません。なぜか?経済成長の指標としてGDPが用いられますが、そのGDPの中で最も割合の高いものは何でしょうか。答えは、個人消費です。米国の約7割が個人消費によるものです。米国のような大きな国であっても国民の消費は不可欠だということがわかります。先進国でありながらも成長し続ける米国は魅力的だと感じています。

 

なぜS&P500なのか

米国株の中でも、なぜS&P500なのか。米国の有名な指標のもうひとつにダウ平均があります。ダウ平均とS&P500の大きな違いは、ダウ平均は価格平均に対し、S&P500は時価総額加重平均といった違いがあります。米国市場の動きにより反映されているのがS&P500だったりと、S&P500は市場全体の動きを反映していると言えます。

 

分散投資ができているから

S&P500は米国企業に投資するため、国においての分散投資ができていないと思いがちですが、そんなことはありません。S&P500の売上高のうち、国外は約4割を占めています。売上高ベースではグローバルであると言えます。

「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス」より引用し作成

 

時代の変化に対応できるから

S&P500は米国市場の中から500社を選抜した銘柄で構成されています。この500社は選抜されたそれで終わりではなく、定期的に入れ替えが行われています。近年では自動車で有名な「テスラ」が組み入れられています。また、コロナワクチンの開発を行っている「モデルナ」も2021年7月よりS&P500に組み入れされることになりました。このように、定期的に銘柄の入れ替えが行われているため、長期目線で投資したときでもリターンが期待できます。

「ブルームバーグ」より引用し作成

 

長期投資はプラスの利益で終わるから

過去のS&P500のリターンは、その年によってまちまちです。大きく成長した年もあれば、リーマンショックのように暴落した年もあります。過去の歴史を振り返ってみると、上下を繰り返しながら上昇していくという結果になっています。いつ投資してもプラスで終わるのでしょうか?以下のグラフをご覧ください。

1986年から2019年までの1年ごとのS&P500のリターンから作成

20年間という長い期間でみてみると、年平均リターンはプラスで終えているというデータです。これはどのタイミングで投資したとしても、20年間という期間で見た時には、その範囲に収まるというデータになります。例えば、1986年から20年間の場合、1987年から20年間の場合、1988年から20年間の場合のように、その年から20年間投資したらどうなるのかを算出したものになります。

このように、1年、5年でみてみるとばらつきがありますが、長い目線でみていくとリーマンショックといった大きな暴落があっても、それを乗り越えることができています。2020年には、コロナショックも起きています。今後も大きな下落は避けられないでしょう。しかし、長期目線で投資をしていくと、その大きな下落を含めても最終的にはリターンを出してくれる可能性があります。

 

 

みんなはどこに投資をしているのか

周りの人はどこに投資をしているのか?気になりますよね。そこで、今回ご紹介するのが積立件数ランキングです。これをみることで、どこの投資先が人気なのかわかります。積立件数ランキングを見てみると、ネット証券の2社は以下のようになっています。

「SBI証券 投資信託 積立件数ランキング」、「楽天証券 投資信託 積立件数ランキング」それぞれより引用し作成

SBI証券、楽天証券どちらも1位がS&P500、2位が全世界株式、3位が全米株式となっています。

全世界株式には米国が約6割程度含まれています。さらに、全米株式のうち約8割はS&P500で占めています。このように、全世界であっても米国の存在は欠かせないものとなっています。このランキングからみて、みなさんならどこに投資をしますか?

 

まとめ

米国は世界で1番大きく、かつリターンが期待できるから

S&P500で十分な分散投資ができ、かつ長期目線でのリターンが期待できるから

株式投資にには様々な投資方法、考え方があります。日本株で攻める人、米国株で攻める人、株式ではなく仮想通貨で攻める人。投資の仕方にも、テクニカル分析を使う人、四季報を使って割安銘柄を掘り出す人、指数に任せてインデックス投資する人。100人という投資家がいれば100通りの投資手法があります。大切なのは、自分が納得できる投資ができているどうかだと思います。

株主優待目的で投資をしている人にとって、米国株は魅力的ではありません。株主優待は日本の文化のひとつです。配当金を目的とした投資をしている人に、配当金のない「アマゾン」は向いていませんよね。さらに、リスクを抑えたいという人に、株式100%は難しいですよね。

何を目的として投資をするのか。まずはそこをはっきりさせていきましょう。最初からはっきりできなくても良いです。経験が1番の学びになります。私も、初めて株式投資を始めたときは「株主優待」からスタートしました。今はこうして米国株投資に落ち着いています。経験を重ねることで、これまで見えなかった景色が見えるようになります。投資を始めて1か月、2か月ではわかりません。まずは投資を始めてみること、これがスタートだと思います。

ぜひ、米国株投資の参考になればと思います。

 

以下の記事では、先ほどランキングで紹介したS&P500と全世界株式について書いています。どちらにするのか迷っている方、ぜひ見てみてください。

積立NISAを「米国株」のみか「全世界」にするか

私はSBI証券を利用して米国株投資をしています。SBI証券を使っている理由は為替手数料が最安だからというのが理由です。SBIで米国株投資を始めてみたい方、また為替手数料を最安にする方法も紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。

SBI証券を使った米国株の買い方

 

為替手数料最安!SBI証券で米国株をつみたてる方法

 

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