こんな方におすすめ
- 積立NISAのボーナス設定の活用方法を知りたい
- 一括投資はあり?なし?
- 非課税期間をできるだけ長くしたい
積立NISAのボーナス設定の活用法
つみたてNISAは毎年40万円まで最大20年間非課税になるという制度です。単純計算で1か月あたり33,333円ということになります。月3万円じゃ物足りない!一気に投資したいんだ!という場合、「ボーナス設定」を利用することによってほぼ一括投資ができてしまいます。
ボーナス設定を活用することで、通常のつみたてとは違った投資や、つみたて投資にプラスアルファして投資といったように、ひと工夫した投資をすることができます。
今回は3つの投資方法を紹介しながら、自分に合うボーナス活用を考えていきたいと思います。
①会社員のボーナスに合わせて追加投資
(例)毎月2万円 ボーナス8万円(6月、12月)
<特徴>
毎月の給与に加え、ボーナスが支給された場合には追加で投資できるため毎月の支出の流れが把握しやすい
仮に不況等でボーナスが支給されない場合は追加投資しないという選択が可能
②12月に残額分投資
(例)毎月3万円 ボーナス4万円(12月)
<特徴>
毎月の安定した投資に加え、非課税枠を無駄なく使い切る方法
ボーナス等は一旦手元に残しておくので何か一時的な支出が発生しても対応できる
③1月の一括投資
(例)毎月100円 ボーナス398,800円(1月)
<特徴>
最初に一括投資するため、非課税期間を最大限享受できる方法
1月に一括投資するため、以降その年の拠出がなくなる
最初にある程度の貯蓄がないと投資できない
このようにボーナス設定を活用することで、自分の生活に合わせながらつみたてていくことも可能です。
大切なのは無理のない程度につみたて投資をしていくことです
無理して1月に一括投資してもその後の生活費が圧迫してしまっては意味がありません。あくまで投資は余剰資金で行うものになるので、あまり大きな金額をかけすぎるとメンタル面も上下してしまいます。
1月一括投資は非課税期間を最大限延ばすことができる
私は1月の一括投資を行っています。つみたてNISAと言えば「つみたて」が基本になりますなぜつみたて投資なのに一括で投資するのか?理由は3つあります。
①非課期間を最大限活かせるのが1月での一括投資
②投資タイミングはわからない
③20年という目線でみたときは右肩上がり
①非課期間を最大限生かせるのが1月での一括投資
つみたてNISAは20年間非課税という制度ですが、12月に投資した分は事実上19年と1か月の投資期間となります。
非課税のメリットを最大限教授しようとすると1月が最長になるから1月に一括しています。
②投資タイミングはわからない
株価は上がったり下がったりします。その中でタイミングを見るのが難しいという点から、。投資タイミングを図らずにただ1月に一括投資しています一括投資後にコロナショックのような大幅下落が起きたら仕方ないです。タイミングを見計らわないということは暴落も受け入れるということになります。
③長期目線で見れば右肩上がり
統計上、20年間の株式リターンはプラスになっています。さらに、どのタイミングで投資したとしても長い20年という期間でみると、リターンの分散が20近づくほど次第に収束している結果もでていることから、可能な限り長い期間で投資するのがベターだと考え一括にしています。
まとめ
ボーナス設定を利用することで、それぞれの生活に合わせた投資が可能になります。
ボーナス設定を使った主な方法
①会社のボーナスに合わせて設定
②12月末に残りの非課税枠分を投資
③1月に一括まとめて投資
今回は3つを紹介しましたが
他にも、調整局面においてボーナス設定を活用するという方法もあります。どれも共通しているのは20年間という長い期間でみて投資をするということです。
つみたてNISAの注意ポイントは
1度買ってしまうとその非課税枠は使い直すことができません
そのためにも「どの商品にするのか?」を考え投資をしていきましょう。20年と聞くとかなり先になります。今から投資の種をまき、20年後刈り取ったとき、やっておいてよかった!と思いたいですね。そのためにも今を考えていきたいと思います。
以下は積立投資についての記事です。積立投資をするためのヒントを書いています。こちらも併せて読んでみてください。