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医療保険・ガン保険って必要?

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医療保険・ガン保険って必要?

保険を見直してみる ~医療とガン~

保険はみなさん加入されいますか?

保険といっても様々なものがあります。

生命保険、医療保険、ガン保険、火災保険、自動車保険…

もし起きてしまった時に…というリスクに備えて加入されていると思います。

ただ、保険料を抑えられるものがあるのなら抑えたいですよね。

一度加入されている保険を見直すことで不要な保険がみつかるかもしれません。

ここでは医療保険、ガン保険についてお話していきます。

 

 

自己負担額から本当に必要か考えてみる

入院をするといったいどの程度の費用がかかるのでしょうか。

高そう…といったイメージが強いと思います。

以下の図は生命保険文化センターの調査結果のデータになります。

出所 (公財)生命保険文化センター 令和元年度「生活保障に関する調査」より)

 

これをみてみると貯蓄が20~30万程度あればおおむねカバーできそうですね。

100万円というデータもありますが

高額療養費制度限度額適用認定証を活用すれば

100万円といったお金をもっていなくても対応することができます。

このふたつの制度に関しては以下の記事で紹介していますので是非ご覧ください。

健康保険は最強の保険

 

 

医療保険の内容から本当に必要か考えてみる

医療保険の内容をみてみると

入院1日あたり3000円や5000円といった

入院の日数に応じて保障がされるものがあります。

私たちは何日程度入院することが多いのでしょうか。

出所 平成30(2018)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況(厚生労働省)

 

これは病棟別平均在院日数の推移です。

病棟はいくつかに分けられていますが

ケガや病気のほとんどはこの一般病棟に入ることとなります。

おおむね右肩下がりで推移していることがわかると思います。

 

もし手術を伴う入院だったとしても短期間で退院できることもあります。

これは、手術において「切開」とい方法から「内視鏡」という方法が一般的になってきたことが考えられます。

手術を受ける場合、傷の大きさは小さければ小さいほど体への負担は軽く

退院までの日数も少なくて済みます。

筆者は内視鏡での手術を2回受けた経験がありますが、13日と9日の入院で済ませることができました。

 

入院の日数の保障という点でみてみると

仮に10日間入院しても3万円や5万円程度と考えられます。

どうでしょうか?

もしもの時のためにと思っていた入っていた保険ですが

案外自分でなんとかできる部分が見えてきますね。

 

ガン保険は本当に必要?

がんが2人に1人ががんであるという話がでていますよね。

2人に1人といっても年齢が若い場合はあまりリスクが高いとは言えません。

出所 がんの統計'19 (公益財団法人 がん研究振興財団)

これは年齢階級別にみたガンの年齢階級別にみたガンの罹患率ですが

高齢者は圧倒的にリスクが高いことがわかります。

といっても高齢者はガンだけでなく、いろいろな面でリスクが高いと言えます。

 

ガンは2人に1人というイメージは少し変わったのではないでしょうか?

そもそも2人に1人という状況だと

学校のクラスや働く職場の社員半分はガンになってしまいます。

しかし実際はそうではありませんよね。

ガンはかかる時代だといのはあくまでガン保険のイメージ戦略です。

大切なのは

保険に頼るのではなくガンにかからないための生活をしていきたいですね。

これはガンだけでなく、生活習慣病やケガのリスクにも言えます。

 

ガンで注意しておくべき点は女性

ガンでひとつ押さえておきたい点があります。

それは女性です。

男性の場合、高齢になるとリスクが高くなりますが

女性は若年層でもリスクが高くなる傾向があります。

出所 がんの統計'19 (公益財団法人 がん研究振興財団)

 

女性特有のガンはこのように

20代から急激にリスクが上がってしまいます。

ガン治療となると相当な時間がかかります。

また副作用等で悩むことだと思います。

健康保険で適用される治療もありますが

その人におすすめできる治療法が自由診療だったらどうでしょう。

掛け捨て型のものであれば安い金額でこういった局面でも対処することができます。

 

まとめ

こうして考えてみると

ある程度の貯蓄さえあれば

高額療養費制度等の健康保険で対応できてしまいます。

貯蓄がない方は

今からでもいくらか防衛資金を作ることをおすすめします。

病気のリスクだけでなく、急にお金が必要になる時があるかもしれません。

貯蓄であればどんな用途にも回すことができます。

ただし、貯蓄に頼り切るというのも危険です。

実際にがんになったとき、健康保険の範囲内になる治療で済めばよいですが

自由診療の選択がありつつも民間保険に入っていないからという理由で

治療をあきらめてしまうというのは悲しいです。

1番良いのは健康であることです。

適度な運動、バランスの良い食生活、毎日の睡眠、自動車の安全運転など

普段の生活から予防できることが多くあります。

起きた後のことよりも起きる前から予防しておくことで

健康な生活、豊かな生活が送ることができます。

身体は資本です。

いつまでも健康でありたいですね。

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